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IT社会の民度

JUGEMテーマ:ニュース

 

電気店に行くと、一部分の棚に売り切れの表示があった。

パソコン用のカメラやマイクで、リモートワークに使う機器だ。

コロナ感染の影響で、社会はリモート活用に動き出した。

リモートでの婚活や終活も始まっているという。

 

私がパソコンを教えている会員の関心はもっぱらリモートワークだった。

会員たちは年金生活者で、リモートワークとは無縁だ。

だが、連日テレビではリモートでのコミュニケーションスタイルが映されているので、体験してみたい欲求があるようだ。

 

この自粛期間に、ZOOMでのミーティングを実施して、会員に招待をしていた。

しかし、参加に成功したのは2,3人だった。

それでも、社会のしくみがIT化へ流れている現在、老人たちにとっても無視できない存在なのだ。

この先、パソコンやスマホを使いこなさないと、不利を強いられそうな雰囲気である。

 

ところが、日本のIT環境は先進国の中でも遅れているといわれる。

 

現在パソコン会を開催している公民館にはパソコンが20台設置されていて、ネットにも繋がる。

プロジェクターも設置されていて、パソコン教室を開くのに最適の場所だ。

だが、7月から来年3月まで公民館が改装工事に入り、再び休館になる。

4月から公民館は新しく開館するのだが、パソコンルームは廃止されるそうだ。

パソコンが各家庭に普及しパソコンルームの使用率が悪いというのが理由のようだが、パソコンの維持は経費が掛かるので予算をカットしたいのだろう。

 

会員たちは引き続いてパソコンを習いたいというので、公共施設を探して回って、市内の北部にある公民館にPCルームがあるのを見つけた。

そこには8台のノートパソコンがあるのだが、サポート終了したWindows7なのだ。

メンバーはほとんどWindows10のパソコンを持っているので、持参して使えば良いのだが、設置してあるWindows7のパソコンしかWIFIにつなぐことが出来ないようになっている。

 

アメリカ、シンガポール、韓国などの国々は日本社会以上にインターネットを利用しやすい環境になっているという。

 

今回のコロナ騒動で、日本社会のIT化が遅れていることが表面化した。

電子メールの時代に、日本で未だにファックスが使われていることに、海外の人は驚いているという。

持続化給付金や特別定額給付金の支援制度が決まったものの、ITのシステムが行きわたっていな役所のでは支給が行きわたるまでに四苦八苦している。

私もマイナンバーカードを使ってスマホで申請したが、1か月過ぎて役所から「再度申請書に記入の上郵送してください」と、申請書と封筒が送られてくる始末。

 

「わびさび」の風情を好む国民性が電子化社会の促進を妨げているはずはないと思いたいが。

これも「民度が違う」ということか。

 

author:金ブン, category:社会ネタ, 09:51
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