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ネット社会の誘惑

JUGEMテーマ:ニュース

 

女子プロレスラーが自殺する原因となった番組をyoutubeで観た。

2分と少しの映像には、男性に向かって激怒する女性の表情が終始映し出されている。

ふて腐れる表情と、とげとげしい言葉が続く。

激怒される側の男は戸惑い、返す言葉が見つからない様子。

 

その映像を観ても、私はその女子プロレスラーを気持ち悪いとか、生意気だとは思わない。

なぜなら、テレビで伝えられるプロレスラーの人柄や自殺したという事実を知っているから。

もし、何も知らないとしたら、気持ち悪いとか生意気な奴とか思っただろう。

 

女子プロレスラーが激怒した原因は、洗濯機に入れていた自分の大切なコスチュームを男性が気付かずに洗濯してしまい、コスチュームが縮んで使いものにならなくなったというもの。

番組を観ていた人から、大切なコスチュームを洗濯機に入れていた女性も悪いとか、謝罪している男性を追い詰めていく女性の態度がやりすぎだとか、SNS上で女子プロレスラーに対する誹謗中傷が拡散したという。

 

客観的にみると、洗濯機に入れた女子プロレスラーに責任がある。

映像をみているかぎり、謝罪してテラスハウスを出ていく男性に同情してしまう。

 

しかし、これはテレビ番組なのだ

映像は番組スタッフたちの演出で、視聴者の反応を意識したものだ。

SNSでの拡散も予測し、期待もしていたはず。

だが、誹謗中傷をまともに受け取った出演者の痛みの大きさを予測できなかった。

 

私は20年以上前から、ホームページを作って文章を書いている。

このブログも初めてから10年以上経つ。

私は有名人でもなければ、書いているブログの内容も当たり障りのない日記のようなもの。

だから、閲覧数も多くて100程度、平均しても30程度だ。

 

ところが、時々書き入れた内容や文言によって、急に閲覧数が跳ね上がる。

2週間前にアップしたブログ(5月30日)の閲覧数は1000を超えていた。

その日にアップした内容は「タバコの秘密」。

嫁さんが隠れて吸っていたと思っていたタバコが実は嫁さんの友人が台所に隠していたタバコだったという、私の思い違いを記した、たわいもない内容だった。

想像するに、表題の「タバコの秘密」か、つかみに使った刑事コロンボの葉巻に反応したのかもしれない。

内容に期待した人が多くいたということなのだろうが、ほとんどの人が読んで失望して、すぐに退出したのだろう。

 

ネットの社会は過敏で、かなり神経質だ。

 

文章修行というか、ボケ防止というか、気軽な気分で書きているので、閲覧数が多いとプレッシャーさえ感じてしまう。

もっと過激に書いてみたい欲求はあるが、反響が恐いという気持ちもある。

毎回、恐る恐る文言を選んでいる。

(ブログでも、極力実名は避けるようにしている)

 

今週、女性ジャーナリストが自分に批判的な風刺画を描いた漫画家と、漫画家のツイッターにリツイートした人達を名誉棄損で提訴した。

皮肉なことに、それのより女性ジャーナリストも漫画家も、誹謗中傷の嵐に晒されているという。

 

私はファイスブックにもツイッターにもアカウントは持っているが、ほとんど投稿していない。

当初、いろんな人とつながれるので楽しいと思ったが、負の反動のほうが恐いので遠ざけている。

 

危ういところに近づかないのが得策だが、ネット社会には近づいてみたい誘惑がたくさんあるのだ。

author:金ブン, category:社会ネタ, 09:36
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