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ネット社会での挑戦

JUGEMテーマ:日記・一般

 

コロナウィルス感染拡大は、さらにインターネットを社会に浸透させていく。

ちょうど、4Gから5Gに進化していく時期で、扱える情報量が格段に増える。

私はデジタルよりもアナログな社会に温かみを感じるのだが、社会はどうもそれを許してくれないようだ。

 

緊急事態宣言から2か月間の自宅生活、あっという間に過ぎた。

ボランティアガイドの活動もなく、シルバー人材に出かける仕事もなかった。

ひたすら、自宅にいて、パソコンやスマホに向かっていた。

一番多くの時間を費やしたのは、パソコンを教えている人たちに、教材の動画を送信することだった。

 

きっかけは85歳のSからのメールだった。

昨年Sさんのパソコンが壊れた時、パソコンの販売会社を経営している友人から安くしてもらったパソコンを薦め、購入した後のセッティングをしてあげた。

コロナ感染の影響で自宅での生活が続く中、「パソコンのゲームばかりしていると、飽きてしまう。何か勉強になることがしたいな」とのメールが届いた。

老人といえども、パソコンを習いに来るだけに、向学心が高い人だ。

そこで、私自身の勉強も兼ねて、教材動画を作って送信することを考えた。

 

Youtubeを見ると、パソコンを学ぶ教材は数えきれないほどアップされている。

ワード、エクセルをはじめ、オンライン学習の方法、動画の作り方などなど。

自分が動画を作るより、Youtubeにアップされている教材の動画を送信してあげれば、それで用は足りる。

それではちょっと味気ないし、私の勉強にもならない。

 

パソコンを教えている生徒さんは全部70歳以上で、80歳後半の人もいる。

現役時代、パソコンやインターネットに親しんだ世代ではないから、パソコンという機械に対して頭がかなり硬い。

公民館の教室では手取り足取りしながらでないと、前へ進めない状態。

 

生徒さんに合った内容を、私がYoutubeからピックアップして動画を作った。

結果、私自身かなり勉強になった。

 

さて、パソコンの画面を動画録画する方法だ。

これもYoutubeを見ると、様々な方法がアップされている。

いくつかアプリ試してみて、無料で使えて時間制限のないものを使い始めた。

(アプリによっては、無料だと3分間しか録画できないものもあった)

 

早速作成した動画をyoutubeに限定公開して、友人や姉に見てもらったところ、問題がなかった。

続いて、パソコンの教材を作って、教えている人たちに、youtubeのURLをメール送信してみた。

最初の教材はパソコンに登録していない漢字を作る方法(外字エディター)だったが、数人から反応があった。

パソコンのスキルに差があるので、初心者の人には少し難しかったようだ。(私の教え方も拙いのだが)

 

次に、初心者向けにワードの基礎的な教材を作成して、2つの講座を送信してみた。

Youtubeの閲覧回数を確認すると、1回目は30ほどあったが、2回目以降は5以下だった。

やはり、関心を持つ人は少なかった。

お年寄りの生徒さんたちはパソコンの技術を習うことよりも、教室に集まってワイワイガヤガヤを話をすることが目的のようだ。

 

それでも、熱心な生徒さんはいて、時々分からないことを電話で問い合わせてくる人もいる。

そこで、今回の自粛生活で話題になっているリモート教室なるものに挑戦してみようと思った。

最初はスカイプをやり始めたが、もっと便利で簡単なアプリ「ZOOM」を見つけた。

最近、「ZOOM」は教育現場のニュースやテレワークの話題で登場している。

 

ZOOMの主催者になるための登録をして、手持ちの2台のパソコンを使って練習してみた。

自分では、簡単にウェブミーティングの設定が出来た。

そこで、教室の生徒で親しくしているMさんに連絡して、参加者になってもらうよう依頼した。

招待状をメールで送り、参加者になる方法を電話で説明しながら試みたが、パソコンスキルが低い75歳のMさんにはハードルが高かったようだ。

結局、Mさんはウェブミーティングに参加することはできなかった。

 

そこで大学時代の友人に連絡して、ウェブミーティングに参加してもらうように依頼した。

最初は何度か失敗したが、何とかリモートミーティングに成功した。

翌日再び、パソコンの生徒さん(80歳の女性)に連絡して、ウェブミーティングに挑戦してもらった。

しかし、ミーティングに参加できたものの、カメラが作動していないため、顔が映らなかった。

それでも、参加者側の問題点を知ることが出来たので、少し進歩した感じだった。

 

今回のコロナウィルス騒動は社会を大きく変えようとしている。

社会全体の価値観が革命的に変化する<パラダイム・シフト>が起きるかもしれないと、社会学者は言う。

それは、テレワークやオンライン授業であったり、キャッシュレス化やネット通販拡大であったり…。

 

デジタルよりアナログ社会に親しんできた老人には頭が痛くて面倒なことだが、挑戦してみれば新しい楽しみ方が見いだせるように思う。

author:金ブン, category:お勉強, 09:54
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