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一寸先は闇

JUGEMテーマ:ニュース

今週、シルバー人材センターから電話が掛かってきた。

新型コロナウィルスの影響で各種イベントが中止になり、私が担当している仕事もほとんど無くなっていた。

要件は新型ウィルス対策の注意事項をすべての会員にハガキ郵送するので、印刷と宛名シールの貼り作業をしてほしいというものだった。

会員のほとんどは60歳以上なので、感染による影響が心配されるからだ。

 

早速出勤して、3000人分のハガキ印刷とシール貼りを2日間掛かって、やり終えた。

印刷は簡単だったが、3000枚のシール貼りはなかなか大変だった。

でも、この時期に仕事があるのはありがたかった。

3月に入ってから、ボランティアのガイドや定例会議が中止になったり、公民館が休館になってパソコン教室が出来なくなったりしている状況なのだ。

 

それにしても、オリンピック開催の令和2年がこんな始まりになるなんて、誰が想像しただろうか?

 

今週、父親は95歳の誕生日を迎えた。

相変わらず、毎日コメダへ珈琲を飲みに出かけている。

「歴史的緊急事態やから、ちょっと自粛したほうが良いよ」と言っても、全く聞く耳を持たない。

「俺は罹って死んでも悔いはない」と言うのだが、同居している私と妻に感染すると困る。

妻の母は間質性肺炎の持病があるから、感染すると重症化しやすい。

妻はかなり神経を使っている。

もし、妻に感染したら、家族の生活がとんでもないことになる。

近くの介護施設でも感染者が出たとの報道があったが、その老人は数日して亡くなっている。

 

妻は私が出かける時には除菌ティッシュと除菌スプレーを必ず手渡す。

帰宅すると、手洗いとうがいをするように言う。

 

この時期、妻は花粉症に悩まされている。

先日、近くのスーパーのレジに並んでいる時、妻は思わずくしゃみをした。

すると、後ろの買い物客が避けるようにして、数歩退いたそうだ。

町全体が目に見えない細菌に、神経を尖らせている状態だ。

 

自宅の一室でパソコンに向かっていると、外ではしゃぐ子どもたちの声が聞こえてくる。

いつもは閑散としている公園では、遊具の周りで子どもがたむろしている。

早春の、一見のんびりとした光景だが、どこか気味悪い。

 

ここ数年、地震・台風・水害などの天災に惑わされていたが、まさかパンデミックに襲われるとは。

世の中、一寸先は闇なのだ。

 

シルバーのアルバイトの際、同じ部屋で昼休憩をしていた老人が赤ペンで新聞に線を入れていた。

株式欄を見ていたのだ。

「何をしてはるんですか?」というと、「株が下がってきたから、買い時やと思って」と。

闇の中にもいろんな人がいる。

author:金ブン, category:社会ネタ, 09:53
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