RSS | ATOM | SEARCH
未来の年表

JUGEMテーマ:ニュース

 

2019年の子ども出生数が90万人を割るとの予想が報道されていた。

私が生まれた1950年代は200万人を超えていた。

将来、確実に日本の人口は減る。

人口減少問題は日本社会に大きな影響をもたらすことはすでに語りつくされている。

 

何十年も前に少子化の問題が取り上げられていたが、子どもの数は減り続け高齢化がさらに進んでいる。

<近い未来に少子高齢化が進んで、日本社会は様々な問題が噴出し深刻化する。>ことが明白なのに、なかなかそれに対する対策が進まない。

 

河合 雅司著の「未来の年表」(人口減少日本でこれから起きること)を読んだ。

 

2020年 女性の過半数が50歳以上となり、出産可能な女性数が大きく減り始める。

2026年 高齢者の5人に1人が認知症患者(約730万人)となる。

2033年 空き家が2167万件を数え、3戸に1戸は人が住まなくなる。

2050年 世界人口が97億3000万人になり、日本も世界的な食糧争奪戦に巻き込まれる。

 

本には2115年までの人口減少による問題がカレンダーで示され、人口減少によって発生するだろう社会現象を年度ごとに分析している。

数字やグラフで見せられると、ぐっと気が重くなってくる。

 

66歳の私は90歳頃まで生きられるとすると、2043年ごろまでこの世の姿を見なければならない。

2040年には「自治体の半数以上が消滅の危機に」というタイトルが掲げてある。

 

著者はある中高生の討論会にゲストパネリストをして招かれたときに、ひとりの女子中学生が言った言葉が印象に残っている。

「大人たちは何かを私たちに隠している」

この言葉がこの本を書くきっかけになったという。

 

人口減少とともに税金が減り、行政サービスをカットせざるを得ない状態に陥っている自治体が増えているというニュースを、先日目にしたばかりだ。

さすがに少子化問題に関しては政治家の関心も高いようで、これまでもそれに関連する政治家の失言を思い出す。

「女性は産む機械」発言だったり、「集団レイプする人は、まだ元気があるからいい。まだ正常に近いんじゃないか」と発言だったり…。

「必ず新郎新婦に3人以上の子どもを産み育てていただきたいとお願いする」と、招かれた結婚披露宴で挨拶した議員もいた。

問題意識は高いようだが、少子化の対策は進んでいないようだ。

 

欧米の先進国も日本と同じ少子高齢化の問題を抱えているのだが、ドイツやフランスでは教育や保育行政に積極的に取り組んでいるという。

フランスでは婚外子を含めて保育政策を推し進め、出生率が回復している。

 

来年度の予算案が閣議決定され、歳出総額は100兆円を超えて過去最高を更新したとニュースが伝えている。

そのうち、医療や年金などの社会保障費の増加が最も多い。

歳入は税収が増えたとはいえ不足分は国債発行という借金なのだから、将来大丈夫かと思ってしまうが。

私のような高齢者よりも、若い世代の不安のほうが大きいだろう。

 

「<桜を見る会>のことばかり議論をしているが、今もっと議論しなければならないのは少子高齢化なんだよな」

先週、討論番組で識者がつぶやいていたが…。

author:金ブン, category:社会ネタ, 09:59
comments(0), trackbacks(0), - -
Comment









Trackback
url: トラックバック機能は終了しました。