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夫婦

JUGEMテーマ:家庭

 

今週、漫才師の宮川大助・花子が記者会見で、花子の闘病生活の様子を語っていた。

花子は血液ガン(多発性骨髄腫)に罹り、車いす生活を強いられているという。

一時6か月の余命宣告を受け絶望的な状況だったが、抗がん剤やリハビリを経て、現在は病状も落ち着いているそうだ。

闘病の間、大助が献身的に花子を支えた。

「生きてるうちに、女房大事にせないかんですね。」という言葉は、今年病気づいていた私の胸に響いた。

 

私は宮川花子のインタビューに立ち会ったことがあった。

親会社の不動産部門が、分譲地の住人に対して発行していた情報誌の製作を受注していた時期があった。

胃がんを患っていた花子が復帰して活躍していたので、病気を克服して働く芸人のインタビューを掲載しようと提案して、了承された。

 

梅田花月の狭い楽屋でライターがインタビューをしていたのだが、私は立ち会う場所が無いので、外の階段で待っていた。

すると、夫の大助も居場所が無くて、階段の踊り場あたりで、ギターの練習をしていた。

話をしたかったがギターに夢中だったので、話しかけることが出来ず、練習する姿を遠目から眺めていた。

 

夫婦漫才はたくさんいるが、なかなか夫婦関係を続けるのは難しいようだ。

ミヤコ蝶々と南都雄二、鳳啓助と京唄子、正司敏江と玲児は離婚してからも漫才を続けていた。

大助・花子も、花子の酒癖の悪さや大助の浮気などで一時離婚の危機にあったようだが、むしろ夫婦の危機をネタにして、人気を博したところもあった。

このインタビュー後も、大助が脳出血で倒れる危機に見舞われたが、花子が献身的に看病し夫婦のきずながさらに強まったようだ。

 

他人同士が暮らす夫婦生活は長い年月の中で、行き違いがあったり歪みが生じたりするものだ。

40年近く夫婦生活を続けているが、家内も不平不満を感じながらも我慢しながら暮らしている。

退職して自宅で過ごすことが多くなった昨今、生活リズムの違いを感じているのだろう。

 

家内は極めて几帳面な性格で、物差しを持って生活しているようなところがある。

ニュートラルな部分が少ない。

私にとって、それが煩わしくもあり、めんどくさいと感じることも多い。

しかし、その性格が意外と私のいい加減な部分を補完してくれていることがある。

 

いくら長く暮らしていても、埋められない溝はあるものだ。

無理に理解することはやめたほうがいい。

相手の嫌なところを見ないようにすることが大切なのだと、最近つくづく思うのだ。

 

夫婦はいずれ、どちらかがひとりになる。

記者会見で、花子が「大助くんより長生きしないといけない」と言っていた。

それが一番、相手への思いやりだろう。

author:金ブン, category:家庭の話題, 10:13
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