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少子化と人口問題

JUGEMテーマ:ニュース

「令和」が始まり新しい時代はどんな現実が待っているのか、テレビや新聞は特集を組み、世間は期待や不安に包まれているようだ。

 

先月、情報番組の「ガイヤの夜明け」で、ユニクロの柳井氏がこんなことを言っていた。

<地球は臨界点に達してとんでもないことが起きるかもしれない、ことをみんな薄々感じている。

ある日、ガラッと変わる。変わるんですよ。それはもうすぐやって来ると思う。>

 

平成は大きな自然災害を経験した時代だった。

もちろん、元号が変わったからといって、地震や台風がやってこないということはない。

むしろ、われわれはもっと酷いことを経験することになるかもしれない。

トップ企業のリーダーの警告は、現実味があって不気味だ。

 

 

これは世界人口の推移表だが、現在世界人口は76億人で、30年後には100億人近くまで増加するという。

 

マルサスの人口論では、<人口は制限されなければ幾何級数的に増加するが、生活資源は算術級数的にしか増加しないので、生活資源は必ず不足する>らしい。

人口は「かけ算」で増えるけど、食料は「足し算」でしか増えないというようなところ。

 

急カーブで増加するグラフを見ると、未来は大丈夫なのかと思ってしまう。

 

と言いながらも、日本では人口が減少し続けているので、子どもを増やす政策を考えている。

 

先月、NHKスペシャルで、<超未婚社会>の問題解決をAIに聞く番組を放送していた。

内容は少子化をどう防いで、人口減少を食い止めるかの方法に集中していた。

 

番組の終わりのところで、マツコ・デラックスがこんな疑問を投げかけていた。

 

<みんなが結婚して子供をたくさん産んで、少子化を止めることがこの国は正解なのかという。

たとえば、人口が5千万に減って、数十年後に日本がコンパクトな小さな国になってるのじゃダメなのかなと思う。

そこまで進む過程では少子高齢化があって、苦しい時代があるわけじゃない、でも、1億3千万の人口をキープするもとでの政策は大丈夫なの。>

 

まさに、私がずっと思っていた疑問だった。

 

先進諸国で、ドイツは約8千万人、イギリス・フランス・イタリヤは約6千万人台だし、フィンランドやノルウェーは約5百万人程度だ。

経済的な格差はあっても、これら先進国は日本よりはるかに少ない人口の中で国民は暮らしている。

 

このマツコの疑問の後、こんなやりとりになった。

 

アナウンサーが<政治家は衰退する仮定で、ものが語れない。子どもはたくさんいます、活気があります、元気がありますという明るい未来をという方向へ政策誘導するしかないのです>と応え、対してマツコは<そんなこと言ってる状況じゃない。ある程度の衰退ははっきり見えているじゃない。高度成長時代の理論でやっていく時代じゃない。>と。

 

30年後にはもう生きていないと口先でつぶやいても、子孫が出来てその笑顔を見てると、そんな無責任なことも言ってられない気分になる。

author:金ブン, category:社会ネタ, 09:58
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