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「ボヘ・ラプ」を観る

JUGEMテーマ:映画

 

先週、ボランティアの会の新年会が終わってから、メンバーの人たちとカラオケスナックへ出かけた。

89歳の男性は戦前の歌を懐かしがりながら歌い、84歳の女性は天童よしみやの演歌を歌い、私は松山千春や槙原敬之を歌った。

そんな中、一番若い60歳の女性は「ボヘミアン・ラプソディ」、「WE WILL ROCK YOU」と<クィーン>の曲を連続して歌っていた。

その女性曰く、「若いころ、私、めちゃクィーンにはまってたの。」

 

私は<クィーン>というロックバンドの名前は知っているが、曲をほとんど聴いたことがなかった。

最近、映画「ボヘミアン・ラプソディ」が大ヒットしていると聞いた。

ビートルズ以外、ブリティッシュロックを知らない私が「クィーン」というロックバンドの伝記映画を観て感動できるのか。

宝塚シネピピアに出かけたのだが…。

 

上映10分前に映画館のロビーに着いて、驚いた。

いつも閑散としているのに、年配の女性たちであふれている。

まさか、と思ったが、そのまさかだった。

 

受付の女性曰く、「1時間前にチケットは売り切れました。次の上映は…」と、夜の上映時間を告げる。

平日月曜日の昼なのに、満席とは…。

そんなに、素晴らしい映画なのか。

これは絶対観ないといけない、と期待が高まってくる。

 

スマホで伊丹イオンのTOHOシネマズにアクセスすると、ほとんど空席だった。

予約を入れて、急いで映画館に向かった。

TOHOシネマズでは観客は少なかった。

シネピピアの混雑は何だったんだろう。

 

1985年のライブエイドを私はテレビで観ている。

クィーンが演奏していた記憶は全くないのだが。

あの頃、「We are the world」がテレビで放送され、その映像を見て興奮したものだ。

マイケル・ジャクソン、ボブ・ディラン、スティーヴィー・ワンダー、ポール・サイモン、ビリー・ジョエルなど、名立たるシンガーたちが歌うシーンは圧巻だった。

この後、アメリカとイギリスの会場でライブエイドが開催され、テレビ放送された。

このコンサートにも、大物のシンガーが次々と登場している。

ボブ・ディラン、クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング、ポール・マッカートニーが演奏していたのを覚えている。

だが、ディランの演奏がかなりお粗末なものだったので、失望した印象しかない。

 

「ボヘミアン・ラプソディ」はクィーンという伝説のバンドが結成からスーパースターに上りつめるまでの物語だ。

ラストはライブエイドでの演奏シーンで、「魂に響くラスト21分」とコマーシャルされている。

だが、実際の演奏シーンを忠実に再現したものだ。

 

私はライブエイドの会場のことを思い出していた。

30年以上前、会場の風景をテレビで観て、大きな会場にギュウギュウ詰めされた観客に驚いた。

トイレに行きたくなったら、どうするのだろうと、いらん心配をしたものだ。

それは余計な話だが、演奏の再現ドラマにそれほど心が震えなかった。

むしろ、「クィーン」というバンドが遭遇する内紛や葛藤が人間臭くて、面白かった。

 

ボーカルのフレディ・マーキュリーがトップスターに上り詰め、酒と恋におぼれて孤立していくシーンは切ない。

成功しても、人生は思い通りにいかないものだ。

新聞で読んだ「人生は長患いのようだ」という言葉を思い出した。

 

伝記映画としては史上最高の興行収入を上げており、その熱はまだ冷めないようだ。

今週、日本での興行収入が100億円を超えたという。

 

YOUTUBEにはライブエイドでの実際の演奏がアップされている。

映画を観た後で見ると、新たな感動がある。

author:金ブン, category:映画鑑賞, 10:01
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