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ドクターショッピング

JUGEMテーマ:健康

 

精神的・身体的な問題で、複数の医療機関で受診して回ることを、ドクターショッピングというそうだ。

 

足の故障はなかなか良くならない。

3年前に膝を痛めてから、整形外科や鍼灸院、整骨院など次々と診察を受けた。

現在は股関節(恥骨付近や内転筋の付け根)が痛い。

股に鉄の塊がハマっているようで、かなり、歩きづらい。

 

昨年は膝の内視鏡手術を受けた。

関節の軟骨が遊離しているのを取り除いてもらう手術だった。

確かに、ピリッと感じる膝の痛みは無くなった。

ところが膝全体の違和感が残り、踏ん張りが利かない状態になった。

別の整形外科で理学療法士にリハビリを勧められたが、なかなか膝の動きが良くならない。

そのうち、恥骨(股関節)の内側に痛みが出てきた。

膝をかばう歩き方で、股関節にも影響が出てきたようだ。

 

整形外科で撮影したMRIによると、椎間板ヘルニアがあることも告げられた。

治療するには、ストレッチと筋トレで股関節周辺の筋肉を鍛えるしかないと言われ、理学療法士のメニューに従って、毎日トレーニングを繰り返した。

 

このあたりの経過は今年2月頃のブログで書いた。

それ以後、ストレッチや筋トレをくり返しているが、症状が改善されることはなかった

痛みの原因が判らず、思い悩む日々が続いた。

「股関節の痛みは椎間板ヘルニアが影響しているのではないか」という疑問が湧いてくる。

神経系なので神経内科へ行こうと思っていた時、「ペインクリニック」の看板を見つけた。。

 

「痛み」(ペイン)をやわらげる治療をする病院のことだ。

ネットで調べると、こんなことが書いてある。

 

<「痛み」のストレスをためていくことで痛みの悪循環が起こりなかなか治らない、時には生活に支障をきたすような長くつらい痛みとなっていきます。
 ペインクリニックでは交感神経ブロックという注射療法を中心に薬物療法や温熱療法などを併用しながらこの痛みの悪循環をなくし、平穏な日常を送ることを目標とした治療をおこなっています。>

 

さっそく、JR駅前にある医院へ行ってみた。

その医院は駅前商業施設の2階の医療フロアにあった。

昼からの診察は午後4時で、早めに入ると待合室には誰もいない。

受付で問診票を書いて、事務員に症状を口頭で伝えた。

しばらく長椅子に座って待っていると、患者が数人現れて受付をする。

患者たちは順番が来て呼ばれると、診察室に入っていく。

予約している患者が優先される。

しばらく待つと、診察の順番がやってきた。

 

50歳代と思われる医者が症状を訊く。

医者の第一印象が悪かった。

パソコンを見たままで、患者である私の顔を見ようともしない。

 

症状を告げると、パソコン画面に映った人体図に直接タッチペンで患部を書きいれた。

整形外科で椎間板ヘルニアと診断されたことを伝えた。

恥骨のあたりが痛いことを告げ、その原因と痛みを和らげる方法は無いかを尋ねた。

ヘルニアが原因かどうかを調べるのは難しいといい、薬を服用しながら原因を確かめていくと、医者は説明する。

ぞんざいな態度に、失望感が抱いた。

医者はリリカ25咾箸いδ砲濟澆瓩量瑤鮟菠した。

 

1週間服用したが、全く痛みに効果がなかった。

再び医院に行って結果を告げると、リリカ25咾鯒椶裡仮服用するよう処方した。

2週間続けたが、やはり効果がなかった。

医者に告げると、前回のMRI撮影から時間が経っているので、再度MRIを撮ってみましょうと言い、市民病院の放射線科の予約を取ってくれた。

 

市民病院でMRIの撮影をしてから、画像を持って医院を訪れた。

前もって、市民病院の放射線科から医院にファックスで診断結果が送られてきていた。

医者は画像を見ながら、椎間板ヘルニアのことを話す。

ヘルニアがあるが、それが股関節の痛みに影響しているかどうかは判らないと、結局以前の言っていた事をくり返しただけだった。

今回椎間板のあたりともう一カ所、股関節回りも撮影してもらっていた。

「股関節はどうですか?」と訊くと、その部分の画像もパソコンで開かずに市民病院の放射線科のファックスを見ながら、「異常無しです」と素っ気なく答える。

この医者は画像を見て判断できるのかと、疑問が湧いてくる。

 

そして再び、2週間リリカ75mgを服用するよう処方した。

副作用が無いとはいえ、効果が出ない痛み止めを1ヵ月も飲み続けても大丈夫なのだろうか、と不信感を覚えた。

結局、この医院での治療は諦めた。

 

その頃、コレステロールや血圧で、家の近くのS循環器内科に通っていた。
院長のS医師は話しやすい先生だった。

S医師は学校の教師をしていたが、医師になりたくて再び医大に入学し、医者になった経歴を持っている。

嫁さんからの情報なのだが、S医師の実家は近くに土地やビルを所有しておられて、かなり裕福なんだそうだ。

裕福だからというわけではないのだが、むやみに薬を出さないと、妻は近所での評判をいう。

 

診察の科目は違うのだが、私は股関節の状況を相談してみた。

すると、S医師は「ペインクリニックは最終的に痛みを和らげる治療なので、やはり整形外科で診察を受けたほうが良い」との意見をいう。

それは十分承知しているのだが、すでに3件の整形外科に通った。

そこで、S医師に市民病院の整形外科を紹介してもらうことを頼んでみた。

市民病院は紹介状無しで行くとかなり待たないと診察してもらえないし、診察料の他に特別料金5千円が掛る。

すると、S医師は快く紹介状を書いてくれた。

 

数日後、市民病院へ出かけた。

紹介状を持って行くと、診察してもらうまでの時間が掛らなかった。

医師は紹介状や問診票を読んでから、MRIの画像を確認していた。

そして、股関節の骨には異常が見られないこと、椎間板ヘルニアの程度、股関節の痛みがヘルニアと関係している可能性や手術する方法とリスクなどを丹念に説明してくれた。

恥骨筋や内転筋の付け根の筋肉が炎症しているようなので、ストレッチや筋トレを休んで様子を見たら良いんじゃないかと言う。

診察結果は今までと変わりなかったが、詳細に説明してもらったので納得出来た。

 

なんとも、さまよえるドクターショッピングである。

世の中には、得体のしれない身体の不具合と闘っている人がたくさんいるのだろう。

 

今は近くの整骨院に通っている。

妻の友人が「息子が股関節の痛みで治療してもらって治った」という整骨院を紹介してくれたからだ。

30歳代の若い整体師がみっちり1時間近く患部を押してくれる。

まだ、効果の程は判らないが、これが気持ち良いのだ。

とりあえず、2ヵ月程度はやってみようと思っている。

 

また、ドクターショッピングに出かけることになるかも…。

author:金ブン, category:健康, 10:04
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