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話題の映画

JUGEMテーマ:映画

 

駅前の駐輪場に、自転車を預けた。

梅田まで通勤電車に乗るのは、3年ぶりになる。

通勤特急は満員だった。

退職前まで、この時間帯の電車に乗り続けた。

吊革を持って、座席の前に立った。

ネクタイ姿のサラリーマンがスマホを触っている。

前に座っている年配の男性が熱心に文庫本を読んでいた。

私もこの男性のように、いつも本を読んでいた。

何でもない車内の風景が懐かしかった。

 

乗客のほとんどは勤務する会社に向かっている。

月曜日の朝、私は映画館に向かっていた。

何だか、申し訳ない気持ちにもなる。

 

朝の報道番組で、今ヒットしている映画のことが紹介されていた。

先週からその映画のことが、ワイドショーでたびたび取り上げられていた。

「面白かった」

「ぜひ、観てほしい」

「何度も笑えた」

映画を観終わった人たちがそろって高評価を口にする。

ゾンビの映画だという。

なんで、ゾンビの映画で笑えるのか。

YOUTUBEの予告編がかなり陳腐な感じだった。

なんせ、300万円の費用で製作したという。

東京の小さな映画館で上映されてから評判になり、口コミで話題が広がった。

そして、TOHOシネマズでも上映が始まった。

だが、兵庫県では上映されていない。

 

月曜日の朝一、8時40分からの上映を観ることにした。

こんな時間に映画を鑑賞できる幸せを感じずにはいられない。

 

備え付けの機械から予約していたチケットを出して会場に入ると、観客は私ひとりだった。

入場するのが早すぎたのだ。

チケットを確認するスタッフが来る前に、入場してしまった。

しばらく予約の座席に座っていると、入口付近から「それでは入場ください」というスタッフらしい声が小さく聞こえてきた。

すると、ぞろぞろと観客が入ってきた。

観客は50人ほどだった。

私のようなお爺さんも数人いた。

やたらと長い広告や予告編の後、映画が始まった。

 

映画が30分ほど進むと、前半が終わる。

荒っぽいカメラワーク、響いて聞こえにくい音声、素人俳優のぎこちない演技…。

「ハズレじゃなかい」

その時の感想だ。

 

宣伝ポスターのサブタイトルが「最後まで席を立つな。この映画は二度はじまる。」

この映画は後半が本領発揮のようだ。

緻密な謎解きが始まる。

 

これ以上は読者のために書けない。

一度観たら、としか言えない。

どんな映画でもいろんな評価はある。

私は何度も笑った。

 

私は「運命じゃない人」「鍵泥棒のメゾット」の内田けんじ監督の作品が好きだ。

そうだったのかと、後で頷かせる謎解きが面白いからだ。

この映画も、見終わった後で「そうだったのか」と納得するのだった。

 

(追記)

8月15日のアクセス数が1200を超えていた。

通常、日に50ぐらいしか閲覧されていないのに。

原因は8月11日(土)にアップしたブログのようだ。

タイトルが「ディズニー・オン・アイス」だった。

閲覧者は楽しいショーの話を読むためにアクセスしたのだろう。

なんか、申し訳ない気分になる。

ジジィの愚痴めいた独り言を読んで、失望したに違いない。

 

今回、映画の題名を意識して載せなかった。

タイトルに題名を使うと、アクセス数が急激に増えるだろう。

話題の文字を検索して、世間の人は過敏に反応する。

 

私のブログは映画評というより、極めて個人的な独り言だから。

 

author:金ブン, category:映画鑑賞, 10:12
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