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大声で。

JUGEMテーマ:ニュース

 

ボランティアの会などの高齢者の集会に参加すると、時折23年前に起きた阪神淡路大震災の話が出る。

当時伊丹に住んでいた人はいろんな体験談を持っている。

もう20年以上前の事なので、過去の苦労話は輝いて話せる。

私も妻と息子がピアノの下敷きになったことや屋根に取り付けるブルーシートを手に入れるために市役所で長い列に並んだ話をしたりする。

自宅を建て直すことになったとはいえ、身内の者がケガすることもなかった。

 

伊丹でも22人の人が亡くなっている。

その場に身内を失った経験を持つ人がいたら、思い出話を懐かしく語れないだろう。

 

久しぶりに、地震の恐ろしさを経験した。

朝食前、食卓テーブルに座っている時、大きな横揺れが来た。

私は「ワーッ」と声を出すだけで、収まるまで何も出来ず、ただ立ちつくしていた。

妻はすばやく仏壇に駆け寄って、倒れないように押さえていた。

揺れが収まると妻は「なんや、大声を上げて、何にも出来ないやん」と、軽蔑を含んだ笑いを浮かべるのだった。

そう言われても、弁解しようがない。

わずか10秒ほどの時間だったが、大きく揺れる家屋を前に心臓の鼓動が速くなっていた。

 

しばらくして、娘からのライン電話が鳴った。

娘の声を聞くまで、吹田に引っ越していたことさえ頭に無かった。
4月に吹田で新居が完成して、宮崎から移り住んでいたのだ。

 

小学生3年の孫息子は校舎の階段で、1年生の孫娘は通学途中で地震にあったという。
孫娘は電線が大きく揺れるのを見て、地震だと分かったそうだ。

近くを歩いていた小学生が倒れた塀の破片に当たって、ケガをしたと語っていた。

倒れたブロック塀に挟まれて亡くなった子供がいたと知ると、寒気がした。

 

火事やカミナリは防ぐことや逃げる事が可能だが、地震は突然やってくるので防ぎようがない。

生死は運命に左右される。

 

日頃予知訓練として緊急地震速報を携帯電話で鳴る様になっているが、今回は地震が起こった後に鳴っていたようだ。

大阪管区気象台は「技術的な限界」と説明している。

結局、地震の予知は出来ないに等しい。

 

気象庁のホームページに「地震の予知はできますか?」という質問の回答が書いてある。

 

 <・・・「(時)一週間以内に、(場所)東京直下で、(大きさ)マグニチュード6〜7の地震が発生する」というように限定されている必要がありますが、現在の科学的知見からは、そのような確度の高い地震の予測は難しいと考えられています。・・・

 一般に、日時と場所を特定した地震を予知する情報はデマと考えられます。お聞きになった情報で心配される必要はありませんが、日本は地震国であり、地震が起こらない場所はないと言っても過言ではありません。日ごろから地震に対する備えをお願いいたします。>

 

日本に住む以上、地震というリスクは避けられない。

 

40年以上経っている家のブロック塀を建て直さないといけないのだが…。

 

(追記)

地震の翌日、ワールドカップでの日本の勝利で<大迫、半端ない>の言葉が沸騰している。
この言葉が発せられた時の映像がyoutubeにもアップされていた。

これは日本テレビ系の放送で撮影されたものだという。

負けた滝川第二のキャプテンが対戦相手を絶賛する姿。

監督の姿勢が微笑ましい。

なかなか、爽やかな映像だ。

 

スポーツのあるべき姿はこんな笑いの中にあるような気がする。

観ていない人はぜひ視聴を。

 

https://www.youtube.com/watch?v=pZ2UIYRK5I4

 

 

 

author:金ブン, category:日常の出来事, 10:01
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