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スポーツマンの騒動

JUGEMテーマ:ニュース

 

息子は少年バレーボールをしていた。

小学5年の時、女性の監督から男性のHさんに監督が代わった。
Hさんは実業団をチームの監督をしていた人だった。

チームは徐々に強くなり、Hさんの指導にも熱が入った。

練習する中で、小学生の息子たちに体罰を加えるようになった。

そこで保護者たちが集まって、体罰を止めるようにHさんに申し入れた。

 

体罰とは別に、Hさんにはもうひとつ問題があった。

試合中、対戦相手の子供に威嚇する態度をしたり、相手がミスすると拍手して喜んだりした。

ある大会では、主催者側から態度が悪いと注意を受けたことがあったほど、それは目立った。

監督に就任した当初、少年バレーは教育の一環ですからと公言していた。

ところが、チームが強くなってくると、Hさんは自制心が無くなってしまうようだった。

少年バレーは勝ち負けより、子どもたちの健全な育成が目的なのだ。
Hさんはスポーツに対して純粋な熱意を持っていたようだが、熱くなると見境が付かなくなるのだった。

 

最近、スポーツ界での不祥事が相次いでいる。

大相撲の暴力事件、レスリングのパワハラ、

そして、今世間を賑わせているアメフトの悪質タックル事件。

 

元来、スポーツを始めた頃はみんなその素晴らしさに魅せられ、純粋にスポーツと向き合っていたはずなのだが…。

強くなりたい、チームを強くしたいという気持ちが大きくなって、物事があらぬ方向へ進んでしまう。

 

何度もテレビ画面に映し出されるタックルの映像を見ながら、「これは余りにも酷い行為」だ」と誰もが感じたに違いない。

映像が衝撃的なだけに、冷静に見ている視聴者はふつふつと怒りが込み上げてきただろう。

 

被害者の保護者や加害者の記者会見、そして余りにも情けない監督とコーチの記者会見。

歯切れの悪い答弁に、イライラが募って寝付きが悪かった。

おまけに、大学側の司会者がとんでもない態度の悪さだった。

大学には危機管理学部があるそうだが、この記者会見は最も良い教材だ。
マネしてはいけない悪例として。

 

悪質タックルが発生した構図が見えてくる。

 

何年も優勝から遠ざかっていたチームが、昨年監督が代わったとたんに優勝してしまった。

以前その監督はチームを指導してきたが、良い結果が出なかった。

それで指導法を変え、かなり厳しい鍛え方をした。

すると、突然成果が出てしまった。

 

自分の指導法に自信を持ったことだし、周囲も監督を持ち上げたのだろう。

監督はさらに大きな権力を握って、暴走してしまった。

もう誰も監督のやり過ぎを止めることが出来なかった。

 

マンモス大学は教育機関とはいえ、大企業と同じだ。

上層部が大きな権力を持って、その下で働く人たちは上司に逆らえない。

<忖度>して行動する。

 

監督とコーチの記者会見での司会者は共同通信の元記者で、論説委員長も務めていたという。

監督の気持ちを忖度して、会見を切り上げようとしたのだろう。

あのまま記者の質問を受け続けたら、会見を取り仕切る責任者として叱責を受けるからだ。

 

かなり以前からこの大学にはそんな体質が根付いていたのだろう。

author:金ブン, category:社会ネタ, 09:42
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