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膝から股関節へ

JUGEMテーマ:健康

 

道理が通らないのが、人間の身体。

 

膝を痛めて、手術を受けたのが10か月前のこと。

それで足の不自由から解放されると思ったが、そうはいかなかった。

今度は別の部位が痛くなった。

 

手術名は関節鏡下関節鼠摘出手術。

この<鼠>というのは軟骨のカケラのことだ。

カケラが遊離して関節内を自由に動きまわることから、“関節ネズミ”と呼ばれている。

その遊離体が無症状の事が多いが、関節の狭い隙間に挟まったり、引っかかったりすると強い痛みを起こすという。
相撲力士の照ノ富士も今年6月同じ手術を受けており、術後は回復せず、大関から陥落して休場が続いている。

 

私の場合、手術で鼠を取り除いて、痛みは無くなった。

確かに、階段から降りる時のチクリとした痛みは消えた。

だが、膝全体の違和感が残ったままで、どうも歩きづらい。

 

すると今度は左足の付け根(恥骨のすぐ横)が痛みだした。

以前から右足の付け根が痛かったが、同じ痛みが手術した左足にも現れ出した。

だから、手術した左膝と左右の足の付け根の3カ所が痛いのだ。

膝をかばった歩き方をしていたので、股関節まで痛めてしまったようだ。

膝の故障は股関節にまで影響してしまった。

 

手術した整形外科では膝関節の状況しか関心がないようだ。

手術でやるべきことはやったので、あとはリハビリをするようにとトレーニングの紙を渡されただけだった。

この医者はどうも患者に対して上から目線で、気に入らない。

 

そこで、近所の整形外科でレントゲンを撮って診察してもらったが、股関節も恥骨あたりも骨には異常がないと言う。

そこで、内転筋を伸ばすストレッチを教えてくれた。

だが、ストレッチをしても、全く改善する兆候が見られない。

 

その後、妻の友人が教えてくれた整体や整骨院に通ってみた。

ここでも、症状は変わらない。

 

ボランティアガイドで無理して歩くと、翌日は足全体のこわばり感が増加する。

やはり、専門の理学療法士がいる整形外科で診てもらわないと、良くならないのだろう。

そう思い、病院を探していると、駅近くに昨年開院したばかりの整形外科があった。

N院長は多くの有名スポーツ選手を診た経験があるという。

理学療法士も数多く働いている。

 

早速、病院に出かけた。

新しい病院の待合室は坐る席が無いほど満員だった。

平日だったこともあり、ほとんどが高齢者だった。

 

待つことを覚悟して予約せずに行ったが、ちょうどキャンセルが出来たのですぐに診てもらった。

診察室は3つあり、院長以外にも応援の整形外科が診ている。

 

私はN院長の診療室に入り、症状と治療経過を伝えた。

院長は何点か質問してから、「MRIを撮って、詳しく診てみましょう」という。

この病院にはMRIを撮影できる機器を備えている。

私は膝と脊髄とで3回撮影しているので、要領は分かっている。

 

すぐにMRI撮影室に呼ばれ、20分程度で撮影を終えた。

すると、ほとんど待ち時間無く、再び診察室に呼ばれた。

待合室にはたくさんの人が待っているのに、私は待つこと無くスムーズに診察室に入る。

すでに、画像が目の前のパソコンに映されていた。

 

N院長が現れて画像を見るなり、「股関節に水が溜まっているな。それに4番目と5番目の脊髄がヘルニアになっている」と画像を指し示しながら言う。

そして、「漢方薬と痛み止めの服用、ストレッチで治療していこう」と続けた。

N院長はテキパキとしていて、結論が早い。

 

脊髄のヘルニアが以前にも診断を受けているので驚かないが、股関節に水が溜まっていると言われたのは意外だった。

おそらく、膝の手術以来無理な歩き方を続けていたので、股関節に水が溜まったのだろう。

 

私は院長の指示に従い、この病院でとことん治療することを覚悟していた。

膝を痛めてから、もう2年以上経過しているのだから。

 

診察室を出ると、看護師から2階のリハビリ室へ行くように指示される。

リハビリ室には10台ほどのベッドが並び、たくさんのスタッフが患者の施術をしている。

周りには施術の順番を待つ患者たちが座っていた。

 

担当の療法士は若い女性だった。

この人もテキパキと、ストレッチや筋トレの方法を教えてくれる。

これまでもいろいろと試してみたが、ほとんど効果が無かった。

だからといって、ストレッチをやらない訳にはいかない。

信じる者は救われる、の気持ちだった。

 

療法士は私の歩き方が悪いという。

膝を庇って歩いているため、少し斜めに歩いているそうだ。

それで股関節を痛めて、水が溜まる状態だろうという。

自分自身、そんな歩き方をしている意識は無いのだが…。

 

整形外科に通い始めて、3ヵ月が経過した。

毎日、朝昼晩3回、理学療法士から与えられた筋トレを真面目に実行している。

だが、改善の兆候は見られない。

 

痛みを我慢して、やっと歩いている状態が続いている。

自転車に乗ることはそれほど苦痛が無いので、行動は自転車が主になっている。

だから、ガイドのボランティアもお断りしている。

 

私よりもっと身体の不自由な人がいるのだがら、これぐらいのことで愚痴をこぼすのもどうかと思う。

出口が見えないというのは憂鬱なものだ。

 

もう神頼みしかないような気がして、神社によると必ずお祈りをしている。

そろそろ徐霊師にお願いするしかないのでは…。

author:金ブン, category:健康, 09:33
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