RSS | ATOM | SEARCH
伊丹のミステリースポット

JUGEMテーマ:趣味

 

子供の頃「世にも不思議な物語」というテレビ番組があった。

幼い私にとって、かなり気持ちの悪い内容だった。

両親が毎週観ていた。

<怖がり>の私は夜トイレに行けないので、観ないようにしていた。

しかし、テレビ画面を見ないように手で視界を隠していたものの、怖いもの見たさもあって、時々映像が指の間から見えてくるのだった。

 

大人になった今でも<怖がり>の体質は変わらないが、怖いもの見たさの好奇心も変わらない。

 

先月、交通事故のニュースが流れていた。

埼玉県秩父市の県道で、夜の10時前、軽乗用車が崖下に転落した。

運転手が胸を強く打って死亡し、同乗していた友人3人は重軽傷を負った。

助手席に乗っていた友人は「走行中に何かにぶつかり、エアバッグが開いて前が見えなくなった」と話している。

近くに大きな石が落ちていたことなどから、警察は何らかの理由で石が車の前部に当たってエアバッグが開いたとみて、事故との関連を調べている。

4人は中学時代の同級生で「心霊スポットを見に行く途中だった」と話しているという。

 

ネットには「絶対行ってはいけない心霊スポット」と検索するとたくさんヒットする。

全国心霊マップなるものもあった。

 

http://ghostmap.net/

 

兵庫県を検索すると、心当たりのところがアップされていた。

以前嫁さんと行った<多々良木ダム湖>にあるトンネルだ。

 

兵庫県の朝来町にドライブに出かけた時のことだ。

トンネルの中に入ると、運転していた嫁さんが急に「わぁー。なんか、ヤバイ」と呟いた。

強烈な霊気を感じたらしい。

嫁さんは霊感が強いのだ。

怖がりで霊感から程遠い私は全く感じなかったが。

 

伊丹の文化財にも、気になるスポットが何カ所かある。

 

伊丹にゆうれい坂と呼ばれている場所がある。

伊丹の<哲学の道>といわれる伊丹緑道から少し脇道を入ったところだ。

左右に木々が生い茂り、昼間でも暗い。

そこに、小じんまりした墓石が立っている。

「自然居士之墓」(じねんこじのはか)と書かれている。

 

 

自然居士が誰かは明らかではない。

摂津国の名所を絵画と文章で紹介した『摂津名所図会』では、織田信長が有岡城を攻めて落城する時に殺された荒木久左衛門の子(十四歳)を村人が憐れんで建立したとの記述があり、それではないかといわれている。

かつて、村人がこの墓石を畑の中に移したところ、夜ごと夢枕に立って、元のところに帰りたいというので、この場所に戻したという言い伝えがあるとか。

 

次に紹介するのは古墳だ。

尼崎塚口あたりには南北に古墳が点在していた。

その北端にあるのが伊丹の御願塚古墳だ。

宅地開発で多くの古墳が消失したが、この古墳は奇跡的にほぼ造営当時の原型を維持している。

明治8年(1875)に被葬者を埋葬した主体部を発掘調査したが、不思議な事に調査のたびに係わった研究員や調査員が原因不明の重病を患った。

そのため、調査が中止されたといわれている。

その時、地中より石室の一部と思われる石組が現れたが、それ以上の発掘は行われていない。

御願塚村では孝徳天皇の墓と信じられているが、現在では地域の豪族の墓が有力とされている。

 

 

次は以前このブログでも紹介した<師直塚>の石碑だ。

 

その石碑は高師直(こうのもろなお)の首塚だ。
高師直は南北朝時代の武将で、足利尊氏が室町幕府を開くと執事として絶大な権力を振るった。
古典「太平記」には悪逆非道な人物として記されている。

師直は足利尊氏の弟直義と対立し、最後は直義一派の武将たちによって一族もろとも滅ぼされてしまう。
高師直一族が直義方の上杉能憲の家臣、三浦八郎左衛門らによって斬首された場所がこの近くを流れる武庫川付近であったという。
昔、その墳墓は田んぼの中にあったが、農民が耕作の邪魔になると取り壊してしまった。
大正時代になって、墓を取り壊したことからの災難を恐れた人たちが、供養碑が建てた。
 
昭和に入り、石碑が立っている土地を買った会社はその碑が邪魔になり、別の場所に移そうとした。

その時、悪霊が目を覚ますので止めたほうが良いと、忠告した人もいたそうだ。

しかし、それを無視して、昭和38年に社長はこの碑を別の場所に移してしまった。
すると、従業員の事故、自動車事故など災難が次々と降りかかり、挙句の果てに社長の奥さんまでもが病気で寝込んでしまった。

さらに災難は続き、会社の経営も悪化しはじめ、ついには社長も師直塚のタタリだと石碑を元の位置に戻したという。

後年、国道171号線の拡幅工事で、石碑を移設しなければならない事態になった。
この時は昆陽寺の住職を招いて法要を行い、現在の位置に移設した。

 

 

その他、昔刑場があった<杜若寺>や、大名行列の前を横切って無礼打ちされた子供を弔うために造られたと伝えられる<首切り地蔵>など、ミステリーっぽい雰囲気を漂わせている場所が数カ所ある。

 

私はボランティアの用事でそれらのスポットによく立ち寄る。

しかし、幸いというか、私は霊感が鈍いので全く霊気を感じない。

author:金ブン, category:日常の出来事, 14:59
comments(0), trackbacks(0), - -
Comment









Trackback
url: http://kanablog1.kanabun-jun.com/trackback/858153