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役者根性
JUGEMテーマ:映画

劇場版「HK変態仮面」を観た人はきっと思うはずだ。
主演の鈴木亮平はスゴイ、助演の安田顕はスゴイと。
その変態ぶりはハンパじゃない。
この映画が公開されたのは、2年前の2013年4月。
 
原作は20年前に連載された週刊少年ジャンプのギャグ漫画「究極!!変態仮面」だった。
題名に<究極!!>と付いているだけに、内容は少年誌の連載とは思えないほど強烈だ。
物語はドM で刑事の父とドSでSM嬢の母の血を受け継ぐ高校生がパンティを顔にかぶって変態仮面に変身し、悪人を懲らしめるというもの。
 
マンガの連載は1年で終わってしまった。
少年誌で掲載するには内容が強烈すぎて、各方面からご批判があったようだ。
どこでどう間違ったのか、これが20年後に映画化されたのだ。
俳優の小栗旬が脚本協力をしているところが面白い。
小栗は大の漫画好きで、実家の階段踊り場まで漫画本があふれているという。
好きな漫画がこの「究極!!変態仮面」だったとか。
映画化の時は出演を希望していたらしいが、諸事情でそれが叶わず、親友の鈴木亮平に主演をオファーした。

オファーされた鈴木はどうしたか。
「周りがやらせたい事に身を任せたい」と言い、出演を決めた。
この役を引き受ける俳優はなかなか居ないだろう。
 
私はレンタルされてから観たのだが、余りのシュールな演技にフィロソフィーさえ感じてしまった。
とにかく、変態仮面の衣装がスゴイ。
 

 
撮影時に、股間のおいなりさんがポロリと露出したという。
そりゃ、あんな激しい立ちまわりでは当然のポロリとすることもあるだろう。
一切代役は無く、パンティの仮面を被って演じているのは全部鈴木亮平という。
共演者で愛子ちゃん役を演じているのが清水富美加さん。
この子もスゴイ。
Youyubeに、愛子ちゃんがパンティを脱ぐ、貴重な(?)ラストシーンがアップされていた。
 
(動画)
https://www.youtube.com/watch?v=7qOtgY6hhkQ
 
この役柄を演じきるとは、清水冨美加はそうとうなタマである。
(最近、テレビのバラエティに出演して、じゃべくり女を披露している。
「不健康な生活が好き」というのが良い。)
 
鈴木恭平に話を戻すが、変態仮面を演じるのに、体重を15キロ増強し肉体改造したそうだ。
鈴木は与えられた役柄に真摯に向き合うタイプの役者だ。
佐藤健主演の「天皇の料理番」では兄の秋山周太郎を演じ、結核で徐々に弱っていく役だったため、20キロも減量した。
また、現在封切りされている「俺物語!!」では巨漢の剛田猛を演じるために、30キロ体重を増やしたという。
その役者根性はハンパではない。
 
そこで、鈴木亮平主演の映画「俺物語!!」を観に行った。
(ちょうど、約束までの待ち時間と開演時間とがマッチしたので)

しかし、62歳のおじいちゃんがお金を払って、観る映画ではなかった。
競演の坂口健太郎(テレビドラマ「コウノトリ」に出ている)が画面に現れると、となりに座っていた女学生から「かっこいい!」の声が漏れ聞こえてくる。
ガキの映画だ。
ただ、恋人役の永野芽郁ちゃんは可愛かった。
 
とにかく、これからの鈴木亮平に注目している。
もっとぶっ飛んだ映画に出演して、常識離れした役柄に挑戦してほしい。
 
どうでもいい追記:
「HK!!変態仮面」のHKは変態仮面の頭文字だが、映画館でチケットを買う時に役立つという。
劇場版の予告編にこんなテロップが流れる。
 

 
気遣いが粋だ。
author:金ブン, category:映画鑑賞, 11:16
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