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時計事情

JUGEMテーマ:ファッション

 

浅田次郎の「月のしずく」に、高級スイス時計のコルムが出てくる場面がある。

 

ある満月の夜、荷役労働をしている中年男佐藤辰夫が工場からの帰りに、女リエと出逢う。

男に振られたばかりのリエは行く当てがなく、辰夫のアパートに転がり込む。

銀座で働くリエは肉体労働者の辰夫に関心がないが、辰夫の方はリエに惚れてしまう。

リエは妊娠していた。辰夫は子供も面倒を見るからと、一緒に住むことを要求する。

 

リエは振られた男から贈られたという腕時計をしていた。

辰夫はリエの心を引くため、その時計と同じものを買って、リエにプレゼントしようとする。

時計店に出かけて、同じ時計を見つけた。

店員に値段を尋ねると、なんと65万5千円だった。

辰夫が有り金をかき集めたお金は30万だった。

辰夫は諦めて、すごすごと帰って行く。

 

その時計は高級スイス時計のコルムだった。

それにしても、高価な時計があるものだ。

 

いや、上には上がある。

最近、高価な買い物で騒がれている、ZOZOタウンの前澤社長が着けている腕時計はケタ違いだ。

スイスの高級時計ブランド「パテック・フィリップ」で、2000万円以上するという。

希少価値のものなら、オークションで「億」の値が付くとか。

 

時計は本来時間を確認するためものだが、装飾品でもある。

ここまでくると、美術品の様相だ。

 

時計に興味が無い私は高級時計といえば、ロレックスやオメガしか知らなかった

 

30歳代の頃、嫁さんの親戚からロレックスの時計を貰った。

もちろん、偽物である。

香港に旅行した時、買った時計と言っていた。

時計の詳しい人が見たらすぐに偽物と分かるものだが、素人目には本物そっくりだった。

 

当時会社に着けていくと、同僚たちは「本物のロレックスみたいやな」と言う。

だれも、「良い時計しているな」とは言わない。

私のような若造が本物をしているとは鼻から思わなかったのだ。

 

案の定、その偽物は数か月もすると、周りの金メッキが剥がれてきた。

最後には、ゴルフで素振りをした時、針が中心から外れてしまった。

 

元々、私は装飾品を身体に着ける趣味がなかった。

結婚指輪も着けていることが気になって、すぐに外した。

腕時計も好きではなかった。

だが、社会人になり営業するようになってから、腕時計をするようになった。

それはひとつの理由からだった。

 

営業でお客さんと商談をしている時、話が途切れない時がある。

次の約束があって話を切りたい時に、腕時計が役に立つ。

ワザと時計に目をやり、「あっ、そろそろ失礼します」と、自然な感じで辞するきっかけを作ることが出来た。

 

最近、腕時計の便利さを再認識している。

時間はスマホで確認していたのだが、自転車に乗っている時、スマホはごそごそとポケットから出さないといけない。

その点、腕時計は簡単に時間が確認できる。

 

今、私が着けている時計は数年前義母から贈られたものだ。

TECHNOS(テクノス)が発売しているフランクミューラーに似せた時計だ。

先週ボランティアの会で、私の腕時計を見た女性が「それ、本物ですか?」と訊く。

私は笑いながら、「そんなわけないでしょう」と答えるのだった。

 

 

先週、パソコン関係の会社社長をしているI氏と飲む機会があった。

その時、I氏は最近買ったという時計を見せながら、私に頼みたいことがあるという。

社長は「Withings Activite」という、シンプルなデザインの時計を付けていた。

シンプルが度を越して、なんと、その時計にリューズも付いてないのだ。

リューズが無いと、時間を合わせることができない。

 

 

だが、イマドキの時計はスマホを使って、時間を合わせるというのだ。

スマホから専用のアプリをダウンロードし、スマホのBluetoothの機能を使って時間を合わせるという。

 

そんなイマドキの時計を買ったのに、その社長の携帯はガラケイだった。

私に頼みたいことというのは、私のスマホを使って時間を合わせてほしいというのだ。

その日飲み屋の席で、スマホを使って時間を合わせていた。

だが、還暦を過ぎたオジサンふたりはスマホを使いこなすことが出来なかった。

 

結局、時間を合わせることが出来ず、買った時計屋さんに持って行くことになった。

情けない…。

author:金ブン, category:ファッション, 10:05
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ファッションと貧乏性
JUGEMテーマ:ファッション

朝の通勤時、女の足を見てびっくりした。
パンストなのか、ロングソックスなのか知らないが、
左右の派手な柄が全く違うのだ。
朝、急いでいたので、はき間違えたのではないか。
そう思ったが、そうではないらしい。
ファッションなのだ。

そういえば、以前もびっくりしたことがあった。
シーパンを身につけている上から、スカートをはいているのだ。
これも、寝ぼけているのかと思ったものだ。
今ではもう、不自然に感じない。

最近は黒のタイツをはいている女性を多く見かける。
時折、ドキッとするような、網タイツも。
昔はそんな網タイツは水商売の女性しか身に付けなかったもの。
今では普通のOLでも網タイツをはいている。

ファッションに、法則も常識も無い。
ファッションは慣れだ。

ここまで書いていると、どうも自分が流行遅れで、頭の固いオジンに感じられてくる。
私はユニクロの着たきりすずめだ。
休みの日はほとんど、ユニクロで身を包んでいる。

愚妻から、「薄汚れた格好だけは止めて」と、言われている。
「ほっといてくれ」と応えている。

が、確かに、老人の身だしなみは大切だと認識している。

先日、定年退職した人と出会った。
喫茶店で、その人は言う。
「やっぱり、年取っても身だしなみは整えとかないといかんで。みじめな感じがするもんな。ハローワークに行ったけど、薄汚れた服を着ている高齢者はなんかみじめに見えるで」
話し終わってレジに向かう時、その人のセーターの肘がほころびているのが見えた。
帰宅して、古いフリースを捨てようと思ったのだが。

ユニクロのフリースって、丈夫なんやね。
まだ着られると思うと、なかなか捨てられない。

身だしなみを気にする前に、貧乏性を直さないといけない。
author:金ブン, category:ファッション, 18:19
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髪型について
JUGEMテーマ:ファッション
 
余計なお世話とは思うが、なでしこジャパンの沢選手の髪型は似合っていない。
あの<ロングヘアの真ん中分け>をテレビで見るにつけ、何とかならんかと思ってしまう。

2年前、私は突然坊主にした。
頭頂部が薄くなり、気になっていた。
しかし、もう50歳半ばである。
髪の毛が後退しても当然の年齢。
自然の摂理だ。
そして、髪の毛にこだわっている自分が嫌になり、坊主にする決心をした。

突然の断髪に、周囲はびっくりして話題に上ったが、それもちょっとの間だった。
人の噂も何日とかで。
自分自身も違和感があったが、すぐに慣れたし、案外似合っていると思っていた。
ところが、大阪へ転勤になって、私と同年輩の知人が坊主頭にしているのを見た。
どうもその姿が変だった。
どこかバランスが欠けているような。
自分の坊主頭に照らしてみて、似合っていると思っていることが大きな勘違いであると考えるようになった。
どう見ても、背広姿に坊主頭はおかしい。
それに、私のような背の小さい男に坊主頭は似合わないと感じるようになった。
今は普通の髪型になった。

気にかけて観察すると、髪型とは人それぞれ特徴があるものだ。
スポーツ刈り、オールバック、まん中分け、七三分け…。
女の子だと、もっと種類が多い。
それぞれ試行錯誤しながら、自分に似合っている髪型に到達しているのだろう。

髪型は気分転換のツールとしても役に立つ。
失恋すると、髪を短くするとか。

先日、ゴルファーの石川遼君が髪型を変えていた。
以前の髪型は、スポーツ選手としては長髪で、うっとうしい印象だった。
それがすっきりと切り落としていた。
その週の成績が予選落ちなのには気になるが…。

定年になったら気分を変えて、また、丸坊主にしよう。
作務衣を着て、坊主頭に。
人生を達観したような雰囲気が出るかも。

中身が無いと、そうはならないか。
author:金ブン, category:ファッション, 08:04
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