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他人の眼

JUGEMテーマ:日記・一般

 

客観的に、私という人間はどんな風に見られているのだろう?

 

「ご主人の性格はどんな感じですか?」

先日脳梗塞で入院する際の問診票に記入している時、妻は看護師に尋ねられた。

脳外科の病棟なので、患者の性格や日頃の行動が気になるのだろう。

 

妻は一言「温和ですかね」と答えたという。

自分自身、大人しくて平穏な人間を意識していたので、一番近くで暮らしている妻が私を「温和」と表現したことに、ほっとした気持ちだった。

 

最近、ボランティアの会やシルバー人材などで活動していると、気難しい老人の行動や言動が目に付く。

あんな年寄りになりたくないなぁと思ったりしているが、自分の気付かないところで気難しい人間に思われているかもしれない。

自分の見え方は、自分には判らないものだ。

それだから、妻の評価に少し安心したのだ。

 

他人から平静に見えても、私の腹の中では他人と行動に腹を立てり、ムカついたり、カッとなったりする。

あからさまに顔に出すことはほとんどないし、何とか、心の中にしまい込んで我慢している。

極力、人と波風を立てないようにしている。

自己防衛の強さから、そういった振る舞いは身に付いてしまったのだろうが。

 

特に天国が近づいているせいか、穏やかでいるように努めるようになった。

あの世に行ってからの評価を気にしても仕方がないのだが、「あの人は感じの良いひとだった」と思い出してもらえるようになりたいとは思う。

 

今週、息子の15回目の命日だった。

まだ、バスケットクラブの友達がこの日に我が家へ集まってくる。

15歳だった子供たちは、もう30歳になる。

「仕事で忙しいでしょうから、もう無理しないでね」と妻が伝えるが、「僕たちの気持ちで来ていますから」と答える。

 

生前、息子は同級生からどんな人間にみられていたのだろう?

家では無口で不愛想だった息子だったのが…。

author:金ブン, category:人生, 09:31
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古文書で脳トレ

JUGEMテーマ:日記・一般

 

最近、古文書の初級講座を受けている。

2千円で10回の初歩講座が受けられるというチラシを見て、すぐに申し込んだ。

文化財の勉強をしていると古文書を見る機会があるのだが、勉強というより脳の活性化のためというのが正直なところ。

 

江戸時代の日本は世界的にも国民の識字率が高く、その影響で歴史の記録が多く残されている。

識字率が高いのは中国から紙の製法が入ってくるのが早かったからということがあるようだ。

だから、現在になっても、市井の人の蔵から昔の生活を記録している古文書が出てきたりしているわけだ。

 

講座の内容は主に私が住んでいる街の歴史に関する古文書を題材にしている。

私が住む街は清酒発祥の地と言われている。

江戸時代には酒蔵が80軒以上並んでいたという。

そこで、講座では酒に関する古文書を読んでいく。

 

講座が平日の昼なので、生徒はほとんどが老人だ。

みんな、なかなか熱心で、講師に積極的に質問を投げかけている。

私のように、目的が脳トレ程度に思っている人は少ないかも。

 

先日、自分の記憶力の衰えに、愕然としたことがあった。

 

胃腸の調子が悪いので、近くの内科へ出かけた。

それまで逆流性食道炎の治療で、漢方薬や錠剤を処方されていたが、あまり効き目がなかった。

医者は私の摂食事情を尋ねて、「食べ過ぎなんではないか」と言う。

歳を取ると、腹八分目よりも六分目ぐらいにしたほうが良いと助言する。

その医者は一日2食を実行しているそうだ。(それはとても真似できない)

 

そして、医者は私に1週間食べたものを全部書いてきてくれと言う。

「ポテトチップ1枚でも食べたものを記録して、一度見せてください」と。

 

真面目な私は毎日食べたものを記録した。

 

ところが、ノートに書き始めて、私は自分の記憶力の衰えにハタと鉛筆を止めた。

思い出せない漢字が次々と現れるのだ。

「大根のつけもの」と書こうとして、「つけもの」が思い出せない。

「つけ」の部首が思いつかない。

やっと、さんずい編であると思い出したが、今度は「すのもの」の「す」が出てこない。

「やまいも」、「ニワトリ」、「とうふ」、「しょうがやき」、「みそしる」…。

漢字が書けない言葉が次々と出てくる。

詰まるたびに、スマホで調べる始末。

 

そういえば、最近ほとんど鉛筆やボールペンで字を書いていない。

パソコンやスマホの便利さに頼っている間に、自分で漢字を書くことが出来なくなっていた。

もちろん、このブログはパソコンのキーボードを叩いているのだが…。

 

もっと、字を書く機会を増やさないといけない。

思いついたのは「写経」。

書道用の半紙は家にあったので、筆を買ってきた。

準備は整ったのだが、まだ、手を付けていないでいる。

軽い気持ちで始めようとすると、いつも準備で止まってしまう。

author:金ブン, category:日常の出来事, 09:42
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スマホの契約更新

JUGEMテーマ:日記・一般

 

今のIPhoneを買ったのが2年前で、現在更新期間に入っている。

更新期間に、今のままスマホを継続するか、他に乗り換えするか、決める必要がある。

 

ところが、自分がどんなプランに入っているか、料金体系はどうなっているのか、詳しく知らない。

買った時は店員の言われるまま、内容を理解することもなく買い替えたのだ。

 

2年前ソフトバンクだったが、Ymobileが安かったので乗り換えた。

ソフトバンクもYmobileも同じグループなので、店員も乗り換えに積極的だった。

格安スマホが登場していたので、他のキャリアに乗り換えられるよりマシなのだろう。

それまでソフトバンクで8千円程の料金を払っていたが、新しい機種代金の分割払いを加えても、乗り換え後のYmobileでは3千円ほど安くなって、毎月5千円程度になっていた。

(それでも、格安スマホが登場する現在、この価格は不満だ。)

 

更新になると機種代金は2年間で払い済みなので、その分が安くなるはず。

そのあたりと確かめておこうと、Ymobileの店舗に行って説明を受けた。

だが、その説明がどうも判りにくい。

機種代金には割引キャンペーンが付いているので、その全額が安くなるわけではないとの説明をする。

説明が判りにくいので他の店で訊いてみると、機種代金は全額無くなりますともいう。

さらに3件目の店舗に出かけて執拗に確認すると、機種代金は全額無くなるとのことだった。

店によっては、新しい機種に替えさせて、継続させる魂胆があるような…。

 

今回、改めてスマホの案内パンフレットを確認してみたが、分かりづらい。

いろんなタイプが並んでいて、どれがどう違うのか判別がつきにくい。

2年前にソフトバンクからYmobileに乗り換えるときも、店員がいろんな説明をするのだが、ややこしくて理解できなかった。

最後には、「好きにしてくれ」という気分になってしまった。

 

余談だが、かんぽ生命の不正契約の問題も、商品説明の判りにくさだった。

生命保険の複雑な契約内容はなかなか理解できない。

それに、あの細かい文字で書かれた契約書を、丁寧に読んでいる人なんていないだろう。

老人なら、なおさらだ。

理解力の衰えた老人の弱みに付け込むのは何とも卑劣な行為だ。

 

もっとスマホの契約に理解を深めなければならないという思いもあって、今回の更新期間にあたって、乗り換えるための説明を聞きに行った。

ちょうど近くのショッピングモールに、楽天モバイルの店舗がオープンしていた。

店舗には「だれでも、月額1480円」のポスターが掲げられている。

<1480円は安いじゃないか>と思ったが、料金の横に小さな(※)が付いている。

この※がミソで、<新規申し込み時に3年契約することと3年目以降は2980円になる>と、次のページの片隅に虫めがねがいるような小さな文字で説明が書いてある。

つまり、2年間の契約だと、1480円ではなく、2980円なのだ。

すると、今のYmobileを継続した料金と変わらない。

 

今のスマホはIphone5sなので、4インチと画面が小さい。

5.5インチの大きいサイズのスマホが魅力だが、また機種代を毎月の支払で負担しないといけない。

年金生活の身で出来るだけ経費削減を目指しているだけに、高価な本体の料金はイタイ。

「やっぱり、このまま2年間更新しようかな」と思っていると、店員が「キャンペーンで、この機種なら無料ですが」と言って、パンフレットに載っているスマホを指さす。

「中国のメーカーですが、性能はかなり良いですよ」と、店員は勧める。

だが、無料には3年契約することが条件だと付け加える。

 

結局、このままYmobileを更新して、後2年間はIphone5sを使い続けることにした。

解約手続きやデータ以降の手間が邪魔くさく感じてしまったから。

 

すると、今朝、ソフトバンクが契約の2年縛りをなくすとのニュースが流れていた。

同時に、他のキャリアも契約解除の料金を千円に下げる意向を伝えていた。

 

年々、スマホは安くなるに違いない。

author:金ブン, category:日常の出来事, 09:21
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股関節の痛みを抱えて

JUGEMテーマ:健康

 

「手術の侵襲」という言葉を初めて知った。

侵襲とは、治療(手術)によって身体に害を及ぼすことで、薬で例えれば副作用のようなものだという。

身体の障害を治すために手術するわけだが、生体と傷つけることはそれなりのリスクが伴うものだ。

治ると考えて決断した手術であまり効果が無かった場合や他の箇所へ悪い結果が及んだりすると、患者に大きな精神的負担が生じる。

希望が失望に変わるギャップは厳しいストレスになる。

 

テレビの司会などで活躍している芸人が頚椎椎間板ヘルニアの手術の後うつ病を発症して、しばらく休養するというニュースが流れていた。

経過は良好だったのだが、この「手術の侵襲」の影響からストレスを感じて、体調不良に陥ったという。

 

最近、身近な人で「手術の侵襲」から体調を悪くした人のことを何度か耳にする。

妻の友人の長男が腰椎を痛めて大学病院で手術したが、術後の経過が良くなくて、長く病院通いをしていた。

その後いろんな病院で診てもらったが症状が良くならず、最終的に心療内科へ通っているという。

 

84歳の義母も数年前、変形性膝関節症から人工膝関節の入れ替え手術をした。

術後、確かに効果があり、以前より歩けるようになった。

だが、膝の違和感が残り続け、期待していたほどに効果が無かったと考えるようになり、徐々に自宅のイスに座って過ごす時間が増えた。

 

私も2年前膝関節の軟骨欠片を除去する手術を受けた。

階段を降りるときにピリッとする痛みがあったが、手術により痛みはなくなった。

だが、膝全体の違和感が残り、何かで縛られているような感じがずっとしている。

 

やはり、体内にメスを入れることはそれなりのリスクが伴うものだ。

 

現在、膝の違和感は股関節に移り、少し歩くだけでじんわりと足の付け根が痛み出す。

1年前、市民病院の整形外科でMRI検査を受けたが、骨に異常はないので安静にするように言われた。

安静にしていたが全く良くならないので、整骨院に通ってみたが、これも効果がない。

こんな生活が続くと、精神衛生上良くない。

常に、痛みが気になるのだ。

(どんな痛みか訊かれても、なかなか説明しづらいが)

 

自分の症状と似ているのをインターネットで探してみると、ラクビーのリーチ・マイケルが恥骨炎痛で3週間戦列を離れた記事を見つけた。

恥骨炎痛はグロインペイン症候群(鼠蹊部痛症候群)の一種で、サッカー選手に多いケガだという。

中村俊介、長谷部誠、中山雅史、中田英寿などの名前が出てくる。

診断や治療が難しいケースも多いことで、世界的に知られているケガだという。

 

かなり激しい動きから発症するというから、私のような老人に起こるケガとは思えないが、もともと退職後のテニスで無理をしたことが要因だと考えると、そうなのかもしれない。

 

痛みの原因は何なのか、確かめてみたい。

そう思って、今週再度市民病院の整形外科へ出かけた。

しかし、受付では紹介状がなければ、受診できないと断られた。

1年前も近くの病院で紹介状を書いてもらって受診してもらったはず。

同じ症状でやってきたのに、再び紹介状がいるというのだ。

大病院のシステムに腹が立ったが、何とか頼りになる医者を探さなければならない。

 

再び、インターネットで整形外科を探してみた。

クチコミを参考にするしかないが、どこも似たり寄ったり…。

結局、知人が通っていた近所の整形外科へ行くことにした。

 

医院の待合室に入ると、的外れじゃないかと思ってしまう。

かなりの老人たちが順番を待っていた。

とてもスポーツ障害を診察してもられる雰囲気ではなかった。

 

それに、現れた医師が私よりも年配のようだった。

症状を訊き、レントゲンを撮り、丁寧に診察してくれた。

膝や股関節の軟骨がすり減る老化現象の原因を説明しながら、診断結果としては1年前と同じで際立って骨に異常があるとはいえないということだった。

恥骨あたりの痛みの原因についてははっきり判らないようだった。

 

結局、電気治療をしてもらい、理学療法士にリハビリの指導をしてもらった。

診てもらったことで気分的に楽になったのだが、それは気休めでしかなかった。

 

やはり、グロインペイン症候群の専門医を探すしかないのだろうが、この症状のサッカー選手はみんな外国で手術をして復帰しているという。

外国で手術なんて、私のようなリタイヤした老人からは程遠い話だ。

それに、前段で書いたように、手術には大きなリスクがあるし…。

 

まったく、奇妙な症状を抱え込んだものだ。

この痛みが一生持ち続けないといけないかもしれない。

伊丹(いたみ)に住んでいるのがいけないのかも。

author:金ブン, category:健康, 09:32
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ひんやりとしたお話

JUGEMテーマ:日記・一般

 

以前、肩こり症の妻は近所の人に勧められてリンパマッサージを受けたことがあった。

マッサージ師は近くに住む自宅で開業していて、効果があると評判だった。

 

細胞の外には血液とリンパ液が流れていて、リンパ液は<血管では回収できない大きさの物質(おもにタンパク質や脂肪、有害物質)を水分とともに 身体に取り込む>らしい。

リンパ節をマッサージすることでリンパ液の流れを良くして、美容や健康を促進しようとするのがリンパマッサージのようだ。

何だか怪しい施術だなぁと思っていたが、妻は1時間の7千円の施術を受けて、身体がすっきりしたと気に入った様子だった。

だが、その後マッサージ師が転居したため、施術を受ける機会が無くなって、一回きりで終わった。

 

最近そのマッサージ師が近所に立ち寄った時、ご近所さん数人と立ち話をしていた。

妻もその立ち話に居合わせた。

 

立ち話の話題は霊感だった。

マッサージ師は霊感が強いほうだという。

(妻も霊感が強いほうだ)

マッサージ師曰く、「伊丹駅前のある場所に、悪霊が出没するので近づかないほうが良い」と言った。

その「ある場所」とは、シティホテル近くにある雑居ビル付近だという。

そういえば、その場所あたりは昔有岡城の砦があったところで、多くの人が戦闘で亡くなった記録がある。

 

伊丹は鎌倉時代の末期から伊丹氏が居城を構えていたが、織田信長の家臣である荒木村重が伊丹氏を追い出して、伊丹城を有岡城と改名して居城とした。

その4年後、信長から謀反の疑いをかけられたのをきっかけに、荒木村重は有岡城に籠城し、信長軍と戦う。

信長軍の攻撃を1年余り持ちこたえたが、天正7年(1579)に落城する。

城の西側は3つの砦で守られていたが、現在シティホテルがある場所の上臈塚砦が最初に信長軍の攻撃を受けて崩れていく。

そのあたりは激しい戦闘があり、たくさんの兵士が亡くなったことが想像される。

落城後、村重の家臣や家族が捕られて、尼崎や京都で処刑されている。

シティホテルの近くにある墨染寺には処刑された婦女子の供養に建てられた「女郎塚碑」がある。

 

そんな歴史を踏まえると、この辺りにたくさんの霊がさまよっているというのもうなずける(ような気がする)。

 

最近、この辺りの雑居ビルを時々訪れる。

ボランティアの会の知人Sさん(80歳代)が雑居ビルの4階にあるスナックのオーナーを知っていて、昼間からスナックを借り切ってのカラオケ会を開催しているので、私は誘われると時々参加している。

以前、不思議な事があった。

私は昼の2時から始まるカラオケ会のために、Sさんとボランティアの会の数人の会員たちとスナックを訪れた。

スナックのオーナーがすでに店にいて、準備をしていた。

私たちは店内に入ろうとしたら、入り口近くにひとりの老人が座っていた。

私たちはその老人のことをオーナーの知り合いだと思っていた。

後で判ったことだが、オーナーは老人をボランティアのメンバーのひとりと思ってスナックの中へ招き入れていた。

お互いに知人と思っている老人は誰も知らない人だった。

 

私たちがカラオケで盛り上がっている時、老人はマイクを手にすることもなく、黙って私たちの歌を聴いていた。

オーナーが勧める焼酎の水割りをなめるようにしていた。

そして、1時間が過ぎたころ、老人は静かに席を立って出て行ってしまった。

 

「あの人、誰やったんやろう」

私たちは顔を見合わせた。

オーナーも「なんや、ボランティアの人と違ったの?」と不思議な表情をしていた。

その後スナックへ行くたびに、「あの時、なんか、気持ち悪かったなぁ」と言い合ったりするのだ。

そして、誰かが「あれって、幽霊やったんと違う」てなことを言ったりした。

 

リンパのマッサージ師がいうこともまんざらではないような…。

 

暑い毎日が続くので、ちょっとひんやりとする話でした。

author:金ブン, category:日常の出来事, 09:43
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