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薬嫌い

JUGEMテーマ:日記・一般

 

西城秀樹が5月16日に亡くなったニュースが報道された。

40歳代後半で脳梗塞に罹り、長く闘病生活を送っていたという。

 

翌日の5月17日は世界高血圧デーだった。

高血圧への自覚を高めるために、制定されたという。

高血圧は脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす、恐ろしい症状なのだと、医者はいう。

60歳過ぎてから、私も高血圧症になった。

 

昨年末から、アムロジンという血圧の薬を飲み始めた。

途端に、150〜160だった血圧が120前後に下がった。

早い効き目に、恐ろしささえ感じた。

 

薬というのは副作用が付きものだ。

効き目の良い薬ほど、副作用が強いのだろう。

 

私は元来薬嫌いで、出来るだけ服用を避けてきた。

歳を取ると、薬に頼らざるおえない状況になってくる。

 

数年前から首の根元が腫れて、甲状腺の病気橋本病と診断された。

数値はそれほど悪くなかったので、薬の服用は無かった。

昨年血液検査で、甲状腺ホルモンの数値が悪く、服用することになった。

チラージンという薬を半年服用して、数値は改善したので飲まなくなった。

 

血圧も改善したら、服用しなくても良いのだろうと思っていた。

医者が言うには、血圧の場合飲まなくて良くなる人は10%以下だと。

飲まないと、数値が高くなってしまう人がほとんどなのだ。

飲み始めると、ずっと飲み続けなければならないようだ。

 

朝1回、小粒の錠剤を飲むだけだから、負担は無い。

でも、ずっと飲み続けるというだけで、気持ちが悪い。

 

高齢者の知人たちに血圧の話をすると、ほとんどの人が「下げる薬は飲んでますよ」という。

50歳頃から服用していると言う人も何人かいた。

みんな、服用するのが当然のようにいう。

 

血圧が高くなる原因は塩気の多い食べ物を摂取するからだときいた。

だから、塩気の多い漬物や塩しゃけは避けるようにしている。

また、手ぬぐいを1日10分握るだけで血圧が下がるというトレーニングをテレビで紹介していたので、早速実行している。

何とか薬を止められるようにと努力している。

 

ところが…。

血液検査をしたら、今度は悪玉コレステロール値が高いと言われた。

「そろそろ、薬を飲まれたほうが良いですよ」と、医者はいう。

動脈硬化や脳梗塞などの病気を並べて、医者は脅すように警告する。

「1ヵ月後の血液検査で数値が悪かったら、薬を飲みます」と、私は医者に応えた。

 

1ヵ月間、毎日青汁を飲んだ。

コレステロールが高いという卵料理を避けた。

そして、血液検査の前日は断食して、血液検査に臨んだ。

 

血液検査の結果は、168だったLDLコレステロール値が166と、わずかに下がっただけだった。

結局、血液中のコレステロールを下げるロスバスタチンOD錠を処方された。

 

朝に血圧の薬とともに、2錠の小さな錠剤を飲むだけだから、そんなに苦痛ではない。

もう、歳なのだと自覚することにした。

そこで、過度に塩分やコレステロールに神経を使って過ごすことを止めた。

つまり、大切なのはQOL(クオリティ・オブ・ライフ)だ。

 

好きな漬物や卵料理を、気にせずに食べることにした。

要は、健康志向のタガが外れてしまった。

 

すると、…。

先日、英会話の先生が卵料理の話をしていた。

私が「卵はコレステロール値を上げますよ」と言った。

すると、先生は「卵がコレステロールを上げるという考えは間違っている」と言い、「コレステロールを下げるにはシナモンと蜂蜜を食べたら良い」と。

 

先生の旦那は私と同年だ。

旦那がコレステロール値や血糖値が高かったので、シナモンと蜂蜜をパンに付けて毎日食べさせたという。

すると、すぐに効果が表れたらしい。

「絶対、シナモンと蜂蜜を試しなさい」と、先生は念押しする。

 

こういう話を聞くと、すぐに試そうとする。

早速、シナモンと蜂蜜を買ってきて、シナモンティーを飲み、食パンにシナモンを付けて食べ始めた。

 

世の中には「健康」の情報があふれている。

誰もが「健康」というフレーズに、すばやく反応してしまう。

間違いなく、私もそのひとりだ。

 

薬嫌いであるがゆえに、私はすぐに試してしまう。

「健康」に関する情報はいい加減なものが多いとは思うが…。

author:金ブン, category:日常の出来事, 07:06
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会報を作る

JUGEMテーマ:日記・一般

 

私はボランティアの会のホームページを作成や更新の作業をしている。

気軽に引き受けたものの、結構手間が掛る。

日々ルーチンワークのようになり、生活の中に入りこんでいる。

 

現在、シルバー人材センターでパソコンを使った仕事をするようになった。

少しでも収入が入ってくると、ボランティアでする作業がどうも面倒に感じられてくる。

金銭欲はどこまでも付いてくる。

でも、会員からの「ホームページはいつも見ていますよ」という声を聞くと、放り出すことも出来ない。

 

そのボランティアの会で、2年ごとの担当変えがあった。

会では情報誌を発行しているのだが、これまで担当していた編集責任者が辞めたいという。

その人は80歳を超えている。

 

幹事が集まる会議で、次の編集責任者を打診されるが、「ホームページが忙しいので、無理です」をお断りした。

しかし、誰もするものがいないので、仕方なく引き受けることになってしまった。

 

情報誌といっても、3ヵ月ごとの発行。

そんなに手間が掛らないと思っていた。

主に会員のための記事なので、適当にやれば良いと安易に考えていた。

 

早速5月発行があり、格闘することになった。

掲載する内容は、会が主催する「歴史ウォーキング」でのガイドの様子を紹介したり、定期総会の結果報告だったり。

今年度は新入会員が6名いたので、その自己紹介も掲載した。

 

それぞれの原稿を集めて、ワードに入力していく。

班ごとに編集委員がいて、執筆担当者の原稿を送信してくれることになっている。

送られてくるデータを、ワードで整える作業をする。

最小4ページから、原稿の量によって6、8、10ページまでに収めないといけない。

今回、編集してみると、7ページになった。

それを6ページに縮小するか、8ページに増やすかしなければならない。

縮小できる記事が無いので8ページで発行することにしたが、足らない1ページを埋める記事が無い。

写真を大きくすればページを増やせるが、限度がある。

 

私的で気ままな文章なら書くことは出来るが、文化財に関係する記事が書くとなると、私にはそんな知識がない。

結局、先輩の会員さんに頼んで、ガイドの豆知識を1ページ書いてもらった。

 

出来上がったワードのデータを編集委員にメールで送り、校正してもらう。

10日後その校正を持ち寄って、訂正箇所をまとめる。

データを修正して3日後、編集委員が再度集まって、公民館の輪転機で印刷する。

出来上がって、ホッとした。

 

 

ところが、翌日出来あがった印刷物を見ていて、早速間違いに気付いた。

沿線観光歩きの記事のタイトルで、一文字が抜けているのだ。

「老松酒造」が「老酒造」になっていた。

ワードの作業で、文字を大きくしたり位置を変えたりしているうちに、文字を打ち損じしてしまったのだろう。

編集委員の4人に校正してもらったのだが、細かいところは目に付くが、とかく大きなタイトル部分は見逃してしまうものだ。

 

情報誌の編集をしていたころのことを思い出した。

「比叡山スタンプラリー」というタイトルの記事を掲載していた。

文字校正や色校正が終わり、最終の訂正確認していた時、顧客の担当者が間違いを見つけた。

「スタンプラリー」が「スランプラリー」になっていたのだ。

何人もが何度も校正しているのに、タとラの間違いを見逃していた。

 

現役時代、校正ミスは何度も経験した。

当時、印刷物が出来上がるたびに、ドキドキしながら出来上がった印刷物を確認したものだ。

何度か、刷り直しを経験した。

 

編集を安易に引き受けてしまったため、再び校正ミスの恐怖に縛られることになった。

author:金ブン, category:日常の出来事, 09:18
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アルコール依存

JUGEMテーマ:ニュース

 

 

アイドルグループのタレントが起こした強制わいせつ事件で、芸能界は騒ぎになっている。

原因がアルコール依存にあるという。

 

私は酒で失敗することはないと自覚している。

なぜなら、私の身体がアルコール類に弱いからだ。

 

酒は嫌いではない。

喉が渇いた時のビールは美味い。

夏の昼下がり、無性にビールが欲しいと感じることがある。

「飲んだら美味いだろうなぁ」と思ったりするが、昼飯時は決して飲んだりしない。

なぜなら、飲んだ後、何もする気がしなくなる。

必ず、眠くなり横になりたくなる。

それだけ、アルコールに弱い。

自覚しているから、そう深酔いすることはない。

 

酒を飲みすぎると、ロクなことはない。

これまで酒の失敗談はたくさん聞いたし、実際に見てきた。

失敗する人がいう言葉で、理解できないことがある。

それは「まったく、記憶が飛んでしまった」という言葉だ。

 

以前、このブログでも部下の失敗談を書いたことがある。

その部下は偶然居酒屋で知り合った人と親しくなり、スナックへ行った。

飲んでいる内に記憶が無くなり、気が付いた時には交番にいた。

警官曰く、コンビニの駐車場で、男とつかみ合いのケンカをしていたという。

どうしてそうなったのか、全く記憶がなかったという。

私は「君、本当に覚えてないの?」と、何度も部下に確かめたが、覚えていないと言い張るのだ。

 

私も酒を飲んでふらふらになりながら、電車や自転車を乗り継いで帰宅したことがあった。

途中の記憶が曖昧なことはあるが、薄っすらと記憶は残っている。

 

先日、ボランティアの会の人たちと、スナックでカラオケをした。

スナックは貸し切りで、酒とツマミはすべて持ち込みだった。

酒が好きなSさんが日本酒や焼酎を買ってきた。

終わってみると、すべて空になっていた。

Sさんはかなり酔っていて、おぼつかない足取りだった。

でも、受け答えははっきりしていた。

 

ところが、翌日Sさんからメールが届いた。

どのようにして帰宅したか、覚えていないようで、「左肩をどこかにぶつけ、尻餅をついたようで、左肩と右臀部に痛みがあり、下顎、右肘、左膝などに擦り傷が残っております。またまた酒の上での勲章をもらってしまいました」と書いてあった。

大手の銀行マンだったSさんは酒での失敗が多かったようだ。

 

厚生省によると、アルコール依存症の患者は109万人いるという。

アルコール依存症の精神的な病なので、診断書は精神科医が出すようだ。

精神科に行く人が少ないのを考えると、潜在的な依存症の患者はもっと多いとか。

 

以前、会社には酒での武勇伝を自慢話にしていた人がたくさんいた。

現在、そうはいかない。

酒による失敗に対して、世間の目は厳しいのだ。

 

その点、酒に弱い私はそんな失敗をしない。

たが、ひとつ、心配はある。

舌禍だ。

酒を飲むと気分が高揚し、ウケを狙ってつい口が滑ってしまうことがある。

 

最近、お年寄りと宴を開くことが多い。

お年寄りは温和なように見えるが、今まで生きた証の自尊心が身体の奥に息づいている。

宴が盛り上がり、何を言っても許されるような雰囲気になるが…。

自尊心を傷つけると、その反発も大きい。

 

調子に乗って、セクハラ発言はするかもしれない。

だから、要注意なのだ。

author:金ブン, category:社会ネタ, 10:35
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ミニシアターの魅力

JUGEMテーマ:映画

 

平日の昼、映画館は空いている。

ましてや、月曜日の昼なんて、ガラガラなのだ。

こんな時間に映画を観られるのは退職後の特典といえよう。

 

退職した当初、平日の昼映画館に出かけるのに、若干の後ろめたさを感じていた。

みんなが一生懸命働いている時間に、こんな贅沢をして良いものか。

しばらく、そんな後ろめたさを引きずっていた。

 

ところが退職して時間が経つごとに、そんな気持ちはどこかへ消えてしまった。

今お付き合いしている人たちはすべて退職した人だし、みんな平日しか行動しない。

カラオケも平日の昼だし、参加する宴会はどれも平日の昼なのだ。

 

宝塚にあるシネピピアは、現役の時からお気に入りの映画館だ。

JR売布駅前ビルの5階にあり、ミニシアターがふたつある小さな映画館だ。

 

メジャーなシネコンで公開を終えた映画を上映したり、メジャーなシネコンでは扱わない興業的に儲かりそうにない映画を提供したりしている。

上映する映画は時折マニアックなものがあり、主催者の好みが反映されているようだ。

 

余談だが、1階にある喫茶店の名前が「バクダット・カフェ」

以前日本で上映されて、ヒットした映画の題名だ。

ミニシアターブームの火付け役になった作品だといわれている。

 

観客はいつも少ない。

ただ、一度だけ連日満席だったことがあった。

「阪急電車」を上映した時だ。

阪急の今津線が舞台で、映画館から近かったからだ。

地元の観客が多かったに違いない。

 

先日、友人から「グレイテスト・ショーマン」を薦められた。

夫婦で観て、感動したという。

久しぶりに映画館に行こうと思った。

 

先週は文化財ガイドやアルバイトなどで忙しかったので、時間が無かった。

今週観に行こうと調べると、近隣のシネコンでは遅い時間の上映しかなかった。

そこで売布のシネピピアを検索すると、ちょうど昼ごろの上映があった。

 

観客は少ないと思ったが、30人ほどいた。

ほとんどが年配の女性だった。

私は前よりのど真ん中の席に座った。

 

映画は想像していた以上に、素晴らしかった。

何度か、涙が込み上げてきた。

とにかく、私は涙腺が緩いのだ。

 

さて、終わって、エンディングロールが流れた。

とにかく、長いエンディングロールだった。

映画の挿入歌が聞こえる中、スタッフの名前が延々と流れた。

だが、誰も席を立たなかった。

もしも、妻と一緒だったら、私たちは席を立っていただろう。

 

エンディングロールが終わって場内が真っ暗になると、突然監督と出演者が会話している映像が出てくる。

会話の次に、メイキングビデオが流れた。

キアラ・セトル(映画では髭を生やしている)が歌う「This Is Me」の練習風景だ。

練習中セトルは感情がいっぱいになり、唄いながら涙ぐむ。

 

私は気持ちを落ち着けてから映画館を出ようと思っていたが、再びもらい泣きしてしまった。

 

薦めてくれた友人が観た映画館では、そんなビデオは上映されなかったという。

 

シネピピアの粋な計らいだったのだろう。

ミニシアターならではのプレゼントだった。

 

そのメイキングビデオはYOUTUBEにも出ていた。

(ただし、映画を観ていない人にはその感動は伝わらないと思う)

 

https://www.youtube.com/watch?v=XfOYqVnFVrs

 

5月のスケジュール表を持って帰った。

「ペンタゴン・ペーパーズ」、「ウィンストン・チャーチル」、「スリー・ビルボード」、「シェイプ・オブ・ウォーター」など、昨年のアカデミー各賞に輝いた作品が並んでいた。

ミニシアターを応援するのためにも、また観に行くつもりだ。

author:金ブン, category:映画鑑賞, 09:25
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村田沙代子の小説

JUGEMテーマ:読書

 

今週はエリート政治家や官僚の女性問題で、ワイドショーは大忙しだった。

「男と言う動物は」と、ツッコミを入れたくなるが、家庭内でそんな話題に触れると、自分に矢が向かってきそうなので、ただ黙殺する。

 

以前居酒屋で、友人のT君と夫婦生活の話になった。

その頃友人には愛人がいて、頻繁に奥さん以外と交尾をしていた。

「ところで、最近奥さんと交尾しているの?」という私の問いに、友人の返事が面白かった。

「そんなことしたらアカンやろ。家族で交尾したら、近親相姦になるで」

 

村田沙代子の「消滅世界」を読んだ。

世界大戦後、人工授精の技術が進み、家族もセックスも世の中から消滅してしまう。

夫婦間のセックスは近親相姦とタブー視され、恋愛は夫婦以外で行われ、架空のキャラクターとの恋愛も行われる。

究極的には男性も子宮を持ち、人工授精で妊娠するという実験的な都市が作られる。

家族、恋愛、セックス、子孫などの常識を覆してみたら、どんな世界が訪れるのだろう。

奇想天外だと思われる世界が描かれているのだが、今の人類が進化し続けていると考えると、こういう世界もあながち突飛とはいえないかもしれない。

独特の世界観を持つ村田沙代子はなかなか面白い作家だ。

 

この本を読む気になったのは、芥川賞の「コンビニ人間」を読んだからだ。

芥川賞作品は直木賞と違って、読みづらいところがあるが、この小説は一味違う。

単なるコンビニ店員の物語だが、とにかく、面白かった。

選考委員の評価も高かった。

山田詠美は、「十年以上選考委員を務めてきて、候補作を読んで笑ったのは初めてだった」、村上龍は、「この十年、現代をここまで描いた受賞作は無い」と評価している。

 

マニュアル通りに働くコンビニでしか生きていくことが出来ない主人公。

大学卒業後始めたコンビニのバイトが自分の身体に合っていて、18年目。

彼氏はなく、日々コンビニの食事で満足している。

夢の中でもコンビニの仕事から離れられず、コンビニで働く毎日が安らかな眠りをもたらしてくれる。

婚活目的で働くようになった男性と奇妙な共同生活が始まるが…。

 

社会の歪みを、登場人物のキャラを通じて滑稽に描いている。

作家本人もコンビニで長く働いているとか。

インタビューに応えている村田沙代子はなかなかユニークだ。

 

あと何冊か、この作家の小説を読んでみたいと思っている。

author:金ブン, category:読書, 13:30
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